当時の習慣
毎週金曜日は?
夕方4時半から5時に…。あれっ!? 何だっけ? 確か関東地区のテレビだったと思うのだが…。まあ、いいか。気になるけど、忘れたから仕方がない。
毎月7日は?
『月刊詩とメルヘン』(サンリオ)の発売日。この年で休刊。『きまぐれ絵日記』では時々、『アンパンマン』のイベントなどが書かれた。
『アンパンマンのるんるんえほん』が創刊!
2003年(平成15年)4月、フレーベル館。絵本レーベル。15cm×15cmの手のひらサイズ。ラインナップを見て通り、『アンパンマンのちいさなほん』の復刊。『アンパンマンのおはなしわくわく』がこの時点ではまだ現役だったことも含めて、位置付けは難しいところ。『アンパンマンとなかまたち』、『ドキンちゃんとまくらこぞう』、『ばいきんまんのはやがわり』、『メロンパンナのぐーぐーぐー』の全4巻が一気に書店に並ぶ。2016年(平成28年)にも『アンパンマンのるんるんBOX』としてセット販売された。
『アンパンマンのちいさなほん』との違い?
カバーイラストは描き直された。ラインナップもトップバッターが『アンパンマンとなかまたち』からとなり、『アンパンマンのちいさなほん』とは異なる。印刷範囲は今回の復刊で改善。『アンパンマンのちいさなほん』は10cm×12cmのやや横長の本だった。つまり、上下の切れた部分も仕様変更により印刷されたということだ。個人的には気にならないレベルだが。
『アンパンマンの空耳ノート』が連載開始!
2003年(平成15年)4月19日から『読売新聞』(読売新聞社)の夕刊で。毎月中旬頃に掲載されるやなせ先生の月刊エッセー。全6回。9月13日まで。
『やなせたかしとアンパンマン展』が宮城で!
2003年(平成15年)6月28日から開催。場所は石ノ森萬画館。9月15日まで。絵本原画や大型のアクリル画など約80点を展示。開館時間は午前9時から午後6時。休館日は7月、8月を除く毎月第三火曜日。
『走れ!まんが列車 やなせキャラクターの魅力!』が高知で!
2003年(平成15年)6月28日から開催。場所は安芸市土居の私立歴史民俗資料館。9月29日まで。阿佐線の開業1周年企画。同線の1年が写真で振り返るほか、アンパンマンや、人KENまもる君など、やなせ先生のキャラクターも紹介された。情報は『朝日新聞〔2003年6月29日付朝刊〕』(朝日新聞社)の高知地域面から。
『月刊詩とメルヘン』が休刊!?
2003年(平成15年)7月7日発売の8月号で。創刊号は1973年(昭和48年)4月20日に発売。30年目の節目の年だった。30年間編集長を務めていたのはやなせ先生。最終号にはやなせ編集長≠ノよる『「詩とメルヘン」とアンパンマン』が掲載。同誌でかつて、『怪傑アンパンマン』が連載されていたことが明かされる。『月刊いちごえほん』という姉妹誌があったことも。
『痛快!第二の青春 アンパンマンとぼく』が刊行!
2003年(平成15年)8月28日、講談社。高さ20cmのB6判。数あるやなせ先生の自叙伝のひとつ。人生の最終目標≠フはずだったアンパンマンミュージアムと晩年の生活について少し触れたあと、やなせ先生が生まれた84年前にタイムスリップ≠キる。そして、再び現在へ。
『アンパンマンとやなせたかし展』が東京で!
2003年(平成15年)7月22日から開催。主催は読売新聞東京本社など。場所はかつてやなせ先生が仕事をしていた東京日本橋三越本店七階ギャラリー。8月4日まで。
『アンパンマン』の出版30周年、やなせ先生の画業50周年などの記念企画。絵本やポスターの原画、アクリル画など約230点を展示。初日と7月23日の午前11時と午後3時半にはやなせ先生のミニコンサートも行われた。
情報は『読売新聞〔2003年7月16日付朝刊〕』、『同〔7月18日付朝刊』(読売新聞社)の東京地域面、『朝日新聞〔2003年7月12日付夕刊〕』(朝日新聞社)の文化面から。
『アンパンマンとやなせたかし展』が香川で!
いつ頃かは不明。場所は高松市内町の高松三越。2003年(平成15年)8月17日まで。『アンパンマン』の原画など約200点を展示。情報は『朝日新聞〔2003年6月29日付朝刊〕』(朝日新聞社)の香川地域面から。
『MOE〔12月号〕』に!
2003年(平成15年)11月1日発売。白泉社の絵本や童話などを紹介する雑誌。巻頭大特集に『アンパンマン・サンタとメリー・クリスマス』が掲載。アンパンマン絵本30周年、やなせたかし画業50周年のトリプル企画。あれ、トリプルというと、ひとつ何かないとおかしいけど、まあいいか…。2枚セット100名様に描きおろし図書カードもプレゼント。同誌での『アンパンマン』の特集は2回目となった。
『31年目のアンパンマン』が連載開始!
2004年(平成16年)1月1日から『朝日新聞』(朝日新聞社)の高知地域面で。全5回。11日まで。アンパンマンミュージアムなど、やなせ先生の地元での展開を紹介する。通常回は7日からで、初日の特別版はやなせ先生のインタビュー、3日から5日はその再録となっている。
『漫画列車コンサート』が高知で!
2004年(平成16年)1月24日開催。場所は安芸市矢ノ丸3丁目の市民会館。やなせ先生は白いタキシード、車掌、半被などのコスチュームで熱唱。最後はアンパンマンやごめん・なはり線のキャラクターたちが登場。『手のひらを太陽に』を歌って踊る。情報は『朝日新聞〔2004年1月25日付朝刊〕』(朝日新聞社)の高知地域面から。