1998年度を調査!

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目 次

当時の習慣

毎週金曜日は?

 夕方5時から5時半に…。あれっ!? 何だっけ? 確か関東地区のテレビだったと思うのだが…。まあ、いいか。気になるけど、忘れたから仕方がない。

毎月7日は?

 『月刊詩とメルヘン』(サンリオ)の発売日。『きまぐれ絵日記』には時々、『アンパンマン』のイベントなどが書かれた。

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できごと

『シドロとモドロ』が刊行!

 1998年(平成10年)5月、フレーベル館。『アンパンマンのこもりうた』の第3回配本。21cm×16cmのA5判。今回は、その昔、いずみたく先生と作った名曲がテーマ。

『アンパンマンとばいきんまん』が東京で上映!

 1998年(平成10年)5月2日から5日まで千代田区で開催された『ゴールデンウイークこどもアニメ映画会』で。場所は神田須田町の交通博物館3階の映画ホール。時間は午前11時、午後1時、午後3時(土曜日は午後の2回のみ)。このアニメは1988年(昭和63年)からテレビで放送されているものとは別の作品だと思われる。情報は『毎日新聞〔1998年4月30日付夕刊〕』(毎日新聞社)から。

『アンパンマンとおさんぽ』が創刊!

 1998年(平成10年)6月、フレーベル館。『アンパンマンのこもりうた』がまだ現役のため、位置づけが微妙な絵本レーベル。14cm×14cmの手のひらサイズ。『アンパンマンのちいさなほん』よりはやや大き目。『くもにのりたい』、『かげぼうやのかげあそび』、『どっちがどっち』の全3巻が一気に書店に並ぶ。

カバおくんのお母さん?

 『くもにのりたい』にカバおくんにそっくりな雲が登場する。しかし、息子と違って四足歩行だった。

『アンパンマンとやなせたかし展』が新宿で!

 1998年(平成10年)6月27日から7月5日まで。場所は新宿三越南館。時間は午前11時から午後8時。最終日は午後5時30分までとなっている。詳しくは『月刊詩とメルヘン〔1998年10月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第201回を参考。

ハードスケジュール

 『気まぐれ絵日記』の第201回によると、初日の前日、やなせ先生は虎ノ門で『まんが甲子園』の予選の審査。そのあと、新宿へ行き飾りつけのチェック、テープカットレセプション・パーティなどをしたという。

幻のサイン会

 『月刊詩とメルヘン〔1998年11月号〕』に掲載された『気まぐれ絵日記』の第202回によると、最終日はサイン会の予定だった。しかし、会場が大混雑だっため、キャンセルしざるを得なかったという。

『てのひらをたいように それいけ!アンパンマン』が刊行!

 1998年(平成10年)7月、フレーベル館。

『アンパンマン あれこれ合併 アンコレパーティー』 を開催!

 1998年(平成10年)7月10日、『赤坂プリンスホテル』にて。『アンパンマン』と『月刊詩とメルヘン』の節目に加え、この年、オープンした詩とメルヘン絵本館を祝う合同企画。その模様は『月刊詩とメルヘン〔1998年11月号〕』(サンリオ刊)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第202回を参考。

またまた里中満智子先生!

 『気まぐれ絵日記』の第202回によると、やなせ先生は、黒タキ、白タキ、黒紋府、カラーシャツなど、例によっていろんなファッションスタイルで登場! そして、漫画家でやなせ先生の恩人でもある里中満智子先生も新婦役を務めた。

SLマンが静岡を走る!

 1998年(平成10年)7月31日から8月28日まで大井川鉄道で限定運行。やなせ先生も初日の乗車式で先頭駅一日駅を務めた。その模様は『月刊詩とメルヘン〔1998年11月号〕』(サンリオ刊)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第202回を参考。『朝日新聞〔1998年8月1日付朝刊〕』(朝日新聞社)の社会面も。

アンパンマンミュージアムが50万人へ!

 1998年(平成10年)8月6日に記録。50万人目のお客さんはやなせ先生のサイン入り色紙など記念品を贈られた。情報は『朝日新聞〔1998年8月7日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『アンパンマンのこもりうた』が完結!

 1998年(平成10年)9月、フレーベル館。21cm×16cmのA5判。第4回配本の『ゆめのこうま』が最後のタイトル。1月に創刊し全4巻となった。

『アンパンマンまじょのくにへ』が徳島で上映!

 1998年(平成10年)9月23日まで鳴門市で開催された『名作映画劇場2』で。場所は市民文化センター。時間は午後1時。このアニメは1988年(昭和63年)からテレビで放送されているものとは別の作品だと思われる。情報は『朝日新聞〔1998年8月19日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『アンパンマンコンサート』が新宿で!

 1998年(平成10年)10月4日、四谷区民ホールにて。新宿300周年企画。新宿はやなせ先生にとって40年以上暮らしている第2の故郷≠セという。詳しくは『月刊詩とメルヘン〔1999年(平成11年)1月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第204回(現物では「203」と表示ミス)を参考。

『アンパンマンとメリークリスマス!』が刊行!

 1998年(平成10年)11月、フレーベル館。本編のほかにおまけ漫画2話とゲームも収録されたクリスマス絵本。さらにクリスマスカードという特典付き。カバーは広げるとポスターに変身する。

煙突へのこだわり

 やなせ先生は巻頭の解説で煙突について触れている。クリスマスになると煙突が気なるらしい。10年前に刊行された『アンパンマンのクリスマス』(1988年11月、フレーベル館)でも「サンタクロースは煙突に入るため体が小さい」と。『月刊いちごえほん〔1977年(昭和52年)12月号〕』(サンリオ)に掲載された『あんぱんまん』の第16回ではサンタクロースが煙突がない家で戸惑う話が描かれた。

アンパンマンショップが『生活ほっとモーニング』で!

 1998年(平成10年)12月9日放送。NHK総合テレビの生活情報番組。時間は午前8時35から午前9時。NHK衛星第1テレビでも午後1時から午後1時25分にリピートされた。『月刊詩とメルヘン〔1999年(平成11年)1月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第204回(現物では「203」と表示ミス)によると、収録は11月5日とのこと。

『環境マンガ博』が静岡で

 1999年(平成11年)2月4日から9日まで。場所は静岡市の静岡伊勢丹。情報は『朝日新聞〔1999年2月5日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『SUN・燦・珊朱の回』を開催!

 1999年(平成11年)2月6日。やなせ先生の傘寿を祝うバースデーパーティー。やなせ先生は赤い傘を持ち、「2月6日」の大きなカレンダーを突き破って登場する。その模様は『月刊詩とメルヘン〔1999年5月号〕』(サンリオ)に掲載された『気まぐれ絵日記』の第208回を参考。

『アンパンマンとばいきんまん』が静岡で上映!

 1999年(平成11年)2月11日に駿府町で開催された『静岡と子のよい映画をみる会』で。市民文化会館3階大会議室。時間は午前10時、正午、午後2時の3回。市視聴覚センターでも27日に同じ時間に開催された。このアニメは1988年(昭和63年)からテレビで放送されているものとは別の作品だと思われる。情報は『朝日新聞〔1999年2月6日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

『落第忍者乱太郎の世界展』がアンパンマンミュージアムで!

 1999年(平成11年)3月10日から5月10日まで開催。尼子騒兵衛先生の人気漫画。『忍たま乱太郎』はそのアニメ化作品。ラフ絵やセル画、台本、アニメ絵本などのほか、尼子先生が集めた忍者小道具も展示。3月14日午後3時から4時半には隣の町立保健福祉センターで尼子先生の講演会も行われた。情報は『朝日新聞〔1999年3月6日付朝刊〕』(朝日新聞社)の地域面から。

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